※この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。
こんにちは、ケイララです。
賃貸住宅は、退去するときに原状回復することが基本です。
でも、その部屋で生活しているうちに、どうしても、傷や汚れが出来てしまいますよね。
壁紙にシミを作ってしまったり、床フローリングに傷を作ってしまうんです。
そして、傷補修や、クリーニングを業者に依頼するんですが、その費用は、入居時に支払った「敷金」で賄うことが多いんです。
傷補修やクリーニングなどが必要なく、原状回復に費用がかからない場合は、敷金は全額、返金されますよね。
でも、傷や汚れがひどく、原状回復費用が支払った敷金を上回ってしまうと、敷金は返却されないうえに、さらに追加費用が発生してしまうんです。
賃貸の原状回復で最も多い場所は「床」
賃貸を退去するときの原状回復が必要な場所は、たくさんあります。
壁、天井、床、キッチン、浴室、洗面所、トイレ、窓、玄関、廊下、ベランダ等、全ての場所をくまなくチェックします。
傷はないか、汚れはないか、摩耗はないか、日焼けしてないか、などを不動産屋や大家さんがチェックします。
いろんな場所をチェックするんですが、原状回復が必要と判断される場所で、一番多いのは、「床」だそうです。
考えてみれば、人が歩き回ったり、ホコリが溜まったり、物を落としたりしてしまうので、傷や汚れがつくのは当たり前かもしれません。
その中でも、特に多いのは、フローリングの凹みと擦り傷だそうです。次に多いのは、畳の摩耗です。
物を落とすと床フローリングはスグ凹む
テレビのリモコン、スマートフォン、カギ、これらの3つは、生活に欠かせない必需品ですね。
そして、テレビのリモコン、スマートフォン、カギ、の3つを床フローリングに落とした時の傷が、もっとも原状回復で多いケースだそうです。
「あっ」と思った時には、床に落下して、傷が出来てしまいます。
ホームセンターなんかで、リペアグッズがたくさん売っていますが、なかなか元通りにはなりません。
一度傷がつくと、もう気にならなくなる
入居して間もない頃は、傷や汚れを気にしますね。毎日のように掃除もします。
でも、一度、傷や汚れがついてしまうと、ある程度は気にならなくなります。
「まあ、いっか」になってしまうんです。
そうなってくると、たくさんの傷がつき始めます。
今までは、物を持ち上げて移動していたのに、持ち上げずに床の上を這うように移動させるようになります。
少し乱暴になってきてしまいます。
退去時に畳やフローリングは張り替える契約
最近、増えてきましたが、退去時に、「必ず畳とフローリングを張り替える」という賃貸契約をする物件もあるようです。
そして、「敷金の中から20万円を張り替え費用として使用します」という内容になっています。
なんか損をした気分にもなりますが、自分は入居した時は、新品のフローリングと畳だったことを思えば、良かったとも思えます。
しかも、そういった物件は、床の傷を気にしないで、生活することが出来ます。
あまり大きな傷やへこみは、気分も凹んでしまうので、気を付けたいですが、普通の生活傷を気にしないというストレスフリーな状態になります。
床フローリングの傷防止には「フロアタイル」
さて、ここまで床フローリングの傷について、お話ししてきました。
床フローリングに傷をつけてしまって、その傷が自分で修復不可能な場合、退去時に敷金から修復費用を捻出されてしまいます。
出来ることなら、敷金は全額返却してもらいたいですよね。
なので、最も傷が付きやすい床フローリングは、傷防止が必須になります。
そして、傷防止の必須アイテムは「フロアタイル」なんです。
使い方は、フローリングの上に、フローリングを敷くイメージです。
なので、特別な工具や、特殊な技術は必要ありません。
しかも、フロアタイルには、おしゃれな木目調のデザインがそろっているので、お部屋の景観を損なうことがありません。
むしろ、既存のフローリングよりも、フロアタイルの方がデザイン性がアップします。
フロアタイルはPVC素材なのでキズや汚れに強い
フローリングに傷がつきやすい要因として、「フローリングは木で出来ている」ということが挙げられます。
もともと、「木は傷がつきやすい素材」なんです。
庭に植えてある木の枝なんかも、手で簡単に折れてしまいますよね。
なので、フローリングも傷がつきやすいんです。
でも、フロアタイルはPVC素材でできているので、土足で歩けるほど、傷に強いんです。
しかも、防水加工がしてあります。コーヒーや牛乳をこぼしても、染みてしまうことがありません。
フロアタイルは傷ついた1枚だけ取り替えれば良い
とはいえ、フロアタイルも衝撃によっては、傷やへこみが出来ます。
その場合は、傷ついた1枚だけを取り替えれば良いんです。
フローリングの張り替え作業のように、床に貼りついているフローリング材をバリバリとはがして、新しいフローリングを特殊な接着剤で貼り付けて、接着剤が完全に乾くまでは、歩けないなんてことはありません。
フロアタイルは、修復メンテナンスも簡単なんです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
賃貸住宅を退去するときに、原状回復工事が必要になる場所は、床フローリングが最も多いんです。
一瞬に不注意で、物を床に落として、床フローリングに傷やへこみが出来てしまっただけで、敷金の何十万円かは、返却されないことになってしまいます。
そうならないように、入居時から、床フローリングの傷防止が必要になります。
そして、床フローリングの傷防止には、フローリング木目調デザインのフロアタイルがオススメです。
フロアタイルは、普段のメンテナンスも簡単なので、ぜひ、お試しください。