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こんにちは、ケイララです。
ガラスを割れにくくする「窓ガラス飛散防止フィルム」の貼り方をご紹介します。
簡単です。とても簡単なんです。
とても施工が簡単なんですが、「窓ガラス飛散防止フィルム」には、様々な効果があります。
まずは、飛散防止ですね。地震や台風などの災害時に窓ガラスが割れても飛び散りにくく、2次災害を防ぎます。
■参考記事:大型台風で家の窓ガラスが割れそうでした。窓の台風対策は段ボールで大丈夫?
「窓ガラス飛散防止フィルム」3つの効果
もうご存知かと思いますが、「窓ガラス飛散防止フィルム」は水だけで窓ガラスに貼ります。
水の張力のようなものを使って、窓ガラスに貼ります。
貼るというより、密着させるという表現の方が正しいでしょうか。
こんなに簡単に施工できるのに、たくさんの効果が見込めます。
効果1.窓ガラスの目隠し効果(プライバシーの保護)
まずは、窓ガラスに模様が出来るので、外から中が見えにくくなります。
透明な窓ガラスがおしゃれなデザインになるのですから、当然の効果ですね。
お部屋のプライバシーが守られます。これだけでも結構な効果です。
プライバシーの保護だったら、カーテンでも良さそうな気もしますが、カーテンの取り付けは、そこそこの費用が発生してしまいます。
■参考記事:新築一戸建てのカーテンにかかる費用の相場は30万円!しかも取り付け費用は別!
効果2.部屋の中へのUVの侵入を防ぐ(UVカット効果)
2つ目の効果が「UVカット効果」です。
人間の肌だけじゃなく、お部屋の中の家具だったり、壁や床も日焼けするというお話を以前にしました。
■参考記事:日焼けは肌だけじゃない!家具や床、壁までも紫外線から守る方法
「窓ガラス飛散防止フィルム」には、UVカット効果があるので、お部屋の中にあるインテリアなどの日焼けも防ぎます。
効果3.水で貼るのでキレイにはがせる(原状回復効果)
3つ目の効果は、「キレイにはがせる」です。
これは、効果というより機能になりますね。特に「賃貸住宅の窓ガラス」に施工が出来るということが、大きなメリットになります。
賃貸住宅の場合、退去時に原状回復が必要になります。
その原状回復が、とても簡単にできます。特殊なノリや接着剤を使わないので、はがすときに汚れや傷がつきにくいです。
「窓ガラス飛散防止フィルム」の貼り方6つのステップ
それでは、「窓ガラス飛散防止フィルム」の貼り方です。
ステップ1.フィルムをカットして、窓ガラスをキレイにしておく
フィルムを実際の窓枠の寸法よりも、少し大きめにカットしておきます。ハサミやカッターでカットできますが、刃でケガをしないようにしてください。そして、窓ガラスの汚れをふき取ります。特に油分などの汚れがあると、はがれやすくなったりします。
ステップ2.窓ガラスに水をスプレーする
窓ガラスに水をスプレーします。水が垂れるぐらいに、たっぷりとスプレーするのがポイントです。また、水に対して2~3%の中性洗剤を混ぜると、より貼りつきやすくなります。
ステップ3.窓ガラスフィルムの準備
ここまでで、窓ガラス側の準備は完了です。次は、フィルム側の準備をします。と言っても、フィルムの接着面を保護してある剥離フィルムをはがすだけです。はがしにくい場合は、セロハンテープなどを使うとはがしやすくなります。
ステップ4.フィルムを窓ガラスに貼りつける
フィルムをガラス面に貼り付けます。この時にガラス面が乾いていたら、もう一度、水をスプレーします。たくさん濡らしておくと、位置の微調整がしやすくなります。
ステップ5.フィルムと窓ガラスの間の気泡を取り除く
フィルムの位置が決まったら、片手でフィルムがずれないように押さえながら、スキージーなどで、フィルムの中心から外側に向かって水と空気を押し出します。
ステップ6.余ったフィルムをカットする
貼り付けが完了したら、あまったフィルムをキレイにカットします。仕上げにもう一度、水や空気をしっかり抜いて、施工完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「窓ガラス飛散防止フィルム」は、簡単施工な上に飛散防止以外にも、様々な効果があることをお話ししました。
今の窓ガラスの上から水で貼るだけです。賃貸住宅でも使えますので、ぜひ、お試しください。