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こんにちは、ケイララです。
新築ではなく、中古のマンションを購入して、リフォームしたり、リノベーションしたりして、住んでいる人が増えています。
新築よりも中古の方が、値段も安いので、住宅ローンの支払いに関する負担が減ります。
建物の構造に関わること以外は、ある程度、自分好みの仕様に改修できることが魅力ですよね。
リフォームとリノベーションの違いとは?
「リフォーム」と「リノベーション」って、似たような意味合いで、よく聞きますけど、厳密には違う意味なんです。
リノベーションは、「新しいもの以上にする」ことを言います。
- 「中古マンションをリフォームする」
- 「中古マンションをリノベーションする」
どちらも似ているような言葉ですが、意味が全く違うんですね。
例えば、「フローリングをリフォームする」だと、「フローリングを張り替えて、新しいフローリングにする」になります。
「フローリングをリノベーションする」だと、例えば、「床暖房をつけて、床暖房対応のフローリングに張り替える」という感じでしょうか。
施工内容の規模が違いますよね。
フローリングの張り替えは家具を搬入する前にやる
さて、中古マンションを購入して、リフォームやリノベーションをする場合、最初に手を付けるのがフローリングです。
床を後回しにして、家具などを配置してしまうと、いざ、フローリングを張り替えようと思った時に、また家具を違う部屋に移動しなければなりません。
なので、フローリングや畳などの、床リフォームを考えている場合は、家具を搬入する前に行います。
フローリングの張り替えに掛かる費用は?
では、フローリングの張り替えに掛かる費用はいくらぐらいなのでしょうか。
これは、フローリング材の仕様や床暖房に対応しているか、対応していないかによっても違います。
例えば、平均的な価格帯のフローリング材を使用して、15畳のリビングのフローリングを張り替えた場合の費用相場は、「約30万円」になります。
この「30万円」という価格には、新規フローリング材、既存フローリング材の処分費用、工賃(人件費)などが含まれます。
しかも、工事期間が1日でも伸びてしまうと、工賃はさらに追加になります。
購入した中古マンションのフローリング構造によっては、既存のフローリングをはがすのに、手間が掛かったりする場合がありますので、着工前に確認が必要です。
フローリングを張り替えるのではなく重ね張りする
15畳のリビングのフローリングを張り替える際の、費用相場は「約30万円」です。
これを高いと思うか、安いと思うかは個人差がありますが、できるだけ費用は押さえたいですよね。
そこで、フローリングを張り替えるのではなく、既存のフローリングの上に、新しいフローリングを張る「重ね張り」という方法があります。
重ね張りだったら、既存のフローリングをはがす手間も、処分する必要もありません。
古いフローリングの上に、新しいフローリングを貼るだけなので、むしろ自分でDIYすることも可能なので、外注する人件費も削ることが出来ます。
フローリングの重ね張りに掛かる実質費用は、フローリング材だけになります。
フローリングの重ね張りにオススメのフロアタイル
フローリングを重ね張りするフローリング材としてオススメなのが、「フロアタイル」です。
床に敷くタイルなんですが、木目調のデザインのフロアタイルがあります。
ホームセンターなどで、ロール状になっているクッションフロアシートが売ってますが、フロアタイルは、板状になっているので、自分で床に並べて貼っていきます。
フロアタイルの向きは自分で好きなように出来るので、一定方向に並べることも出来るし、斜めに組み合わせてヘリンボーンデザインの床を作ることも出来るんです。
また、何種類ものデザインを組み合わせると、ランダムカラーの床フローリングを作ることもできます。
しかも、フロアタイルはクッションフロアシートのように1枚ものではないので、例えば、テレビのリモコンを床に落として、床に凹み傷が出来てしまっても、床全体ではなく、傷がついてしまった1枚だけを新調すればよくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マンションも一戸建ても中古住宅の需要が増えていて、供給が追い付かない状態です。
中古住宅を購入して、リフォームやリノベーションをする場合、家具や冷蔵庫などを搬入する前に、何よりもまずは、フローリングを改修する必要があります。
そして、フローリングは貼り替えではなく、重ね張りでコストを抑えることが出来ます。
メンテナンスも簡単にできますね。
フロアタイルは、木目調のデザインがとても美しいフローリング材です。既存のフローリングの上に貼るだけで、リフォームが完成します。ぜひ、お試しください。