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こんにちは、ケイララです。
「新築の一戸建てに住み始めましたが、実際に住んでみると、寒いんです」
という声をよく聞きます。
特に、洗面所とトイレが寒いようです。
マンションに住んでいた時は、そんなに寒さを感じなかったようですが、一戸建てに住み替えた途端、寒さを感じるようになったようです。なぜでしょうか。
一戸建ての洗面所とトイレは外に面している
マンションの場合、玄関とリビング以外は、外に面していないことが、ほとんどですよね。
洗面所とトイレも、外に面していないので、窓が無いことが多いんです。
窓がないので、天気の良い昼間でも電気をつけて入ります。
マンションの洗面所とトイレは、直接外気に触れることのないお部屋なんです。
ということは、リビング等で使っていた暖房の暖かい空気が、流れ込むこともあるので、多少の暖房効果もあります。
なので、あまり寒さを感じません。
ですが、一戸建ての洗面所とトイレは、外に面していることが多いですよね。
換気用の窓もあります。
外気に触れる場所なんですね。なので、冷たい空気も中に入りやすいんです。
一戸建てはマンションに比べて気密性が低い
「新築なのに一戸建てが寒い理由は？新築マンションは寒くないのは本当か？」でも、お話ししている通り、一戸建てが寒い理由は、マンションに比べて気密性が低いからなんです。
マンション暮らしから、一戸建て暮らしに変わった時に、その寒さを実感します。
特に、トイレと洗面所は、マンションでは窓がなかったのに、一戸建てになると窓があります。
コレだけでも、マンションと一戸建てでは、気密性に雲泥の差が出るんです。
もちろん、寒さにも違いが出ます。
寒さの原因は外気が部屋の中に入ってきているから
窓のあるないは、建物の構造上なので、どうしようもありません。
一戸建てを選んだ時点で、窓付きの洗面所やトイレを選んでいるのと同じなんです。
だからと言って、寒い洗面所とトイレのままというわけにはいきませんよね。
寒さ対策をしましょう。
お部屋が寒くなる原因は、外の寒い空気がお部屋の中に入ってきているからです。
そして、お部屋の中の暖かい空気が、外に漏れてしまっているんです。
ということは、外気と内気が通っている場所をふさいで、通らないようにすれば良いわけです。
一戸建ての洗面所とトイレの寒さ対策
外気と内気が通らないようにする方法を、「断熱」と呼びます。
熱を断つんですね。
断熱することが出来れば、お部屋の中は暖かい室温を保つことが出来ます。
夏は、エアコンで冷やした室温を保つことが出来るんです。
では、お部屋の中のどの場所を、断熱すれば良いのでしょうか。
答えは、「壁を断熱」です。
一戸建ての場合、木造建築が一般的です。
木造建築で使われている壁の材料は、「木」です。
木は呼吸をします。完全に空気を取り込んでいるんです。
空気の通り道になっています。
そして、壁は、家の中で、もっとも外気に触れる場所です。
なので、壁を断熱するんです。
トイレと洗面所の外に面している壁を断熱するんです。
壁断熱は部屋の内側に断熱壁紙を貼るだけ
なんとなく、難しい話になって来ましたが、断熱する方法は簡単なんです。
業者に頼まなくても、自分で簡単にDIYすることが出来ます。
「断熱壁紙」というアルミシートをお部屋の壁の内側に貼るだけなんです。
アルミは、アルミホイルのアルミです。完全に空気を通しません。
アルミと言っても、銀色のアルミホイルではなく、デザイン性のある壁紙仕様になっているので、とてもオシャレな仕上がりになります。
■参考記事：どうして壁断熱していないんですか？壁の断熱はDIY出来るんですよ！
まとめ
いかがでしたでしょうか。
新築一戸建ての洗面所とトイレが寒い原因は、「窓がある」「気密性が低い」ことでした。
外の寒い外気が、洗面所とトイレの中に入ってこないように壁を断熱して対策します。
壁断熱と言っても、業者に頼まずに自分でDIYできるので、ぜひ、お試しください。