※この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。
こんにちは、ケイララです。
冬の寒い時期の悩みと言えば、結露ですね。
ほとんどの新築住宅は、結露対策されているので、心配いりません。
ですが、現在の日本では、新築住宅の割合は低く、ほとんどが中古住宅です。
特に気密性の高いマンションは、結露対策が必須です。
結露は窓ガラスだけじゃない
住宅の結露と聞いて、真っ先に思いつくのが、窓ガラスですよね。
とんでもなく濡れます。窓ガラスがビチョビチョになってしまいます。
窓ガラスを伝って、サッシもビチョビチョになってしまいますよね。
窓ガラスにできた結露を掬い取るワイパーのようなアイテムも売っています。
でも、実は、結露って、窓ガラスだけじゃないんです。
お部屋の「壁」にも結露が出来てしまうんです。
気づきにくいかもしれないですが、「壁」にも結露が出来るんです。
壁に結露が出来る原因
そもそも結露が出来る原因というのは、
ことです。
お部屋の中で外に面している場所は、「窓ガラス」と「壁」です。なので、この2か所に結露が出来るんです。
壁の結露シートはない?
窓ガラスの結露シートというアイテムがあります。
ホームセンターやインターネットで売られています。
窓ガラスに直接貼ると、結露ができにくくなるフィルムです。
とても簡単に結露対策が出来るんです。
ですが、同じことを壁でもやろうとしても、壁用の結露シートと言うものが売っていません。
ホームセンターの店員さんに聞いても、わからないんです。
インターネットで探してもありません。
壁の内側に施工するタイプのものはありますが、そんなのは現実的ではありませんよね。
壁の結露対策はないの?
壁の結露は、建物の構造や、お部屋のレイアウトも大きく関係してきます。
ですが、それらは簡単には変えられません。
なので、壁の結露対策としては、
- サーキュレーターで空気を循環させる
- 窓を開けて換気する
- 除湿器を使う
などがあります。
ですが、根本的な解決にはなっていませんね。
冬の寒い時期に窓を開けて換気する、とか、マジであり得ません。
壁断熱で壁の結露を防ぐ方法
繰り返しになりますが、「室内と室外の温度差によって、空気中の水分が水滴に変わる」ことで、壁に結露が出来ます。
なので、室内と室外の温度差を無くせば良いわけです。
もうこれは、壁断熱しかありません。
壁に断熱シートを貼ります。これだけで、壁断熱が完成します。
壁を断熱すると、何が起きるかというと、室内と室外を行き来していた空気が遮断されます。
つまり、室内の暖かい空気が外に逃げません。外の冷たい空気が部屋の中に入りません。
その結果、壁には結露が出来なくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結露は、窓ガラスだけじゃなくて、壁にも出来るんです。
壁にできた結露は、水滴だけじゃなく、放っておくと、カビの原因にもなります。
そして、壁の結露は、壁断熱で防ぐことが出来ます。ぜひ、お試しください。