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こんにちは、ケイララです。
加湿器、使ってますよね。冬は乾燥しますもんね。
でも、加湿器使うと、結露が凄くありません?
特に、窓ガラスの結露がひどいですよね。サッシなんか、もうビチャビチャです。
雑巾で拭いても拭いても、キリがないんです。そもそも、加湿器を使う意味って、あるんでしょうかね。
室内が乾燥すると何か影響はあるのか?
日本の冬は湿度が低いので、空気が乾燥します。なので、外はもちろん、室内の空気も乾燥しています。
そして、お部屋が乾燥すると、花粉やウイルスの活動が活発になります。
花粉やウイルスが張り切って動き回るんです。
インフルエンザが冬の時期に大流行するのは、空気が乾燥することによって、インフルエンザウイルスが活発化することが原因なんですね。
日本の夏は湿度が高くなりますが、夏でも湿度が低くなる国は、夏にインフルエンザが大流行します。
はい、空気が乾燥すると、花粉やウイルスの活動が活発になります。
そして、人間ののどにも影響があります。のどの奥には、線毛と呼ばれるものがあります。
でも、空気が乾燥すると、この線毛の動きが鈍くなります。
なので、空気が乾燥すると、風邪を引きやすくなったり、インフルエンザにかかりやすくなったりするんですね。
室内の湿度は55~60%が理想的
室内の湿度は55~60%が理想的とされています。
理由は、湿度50%以下になると、花粉やウイルスの活動が活発化してしまうからです。
加湿器を使う目的は、花粉やウイルスの活動を抑えるためですよね。
なので、湿度50%以上を保つことが良いのですが、高すぎる湿度は、お部屋に結露をもたらしてしまいます。
なので、室内の湿度は55~60%が理想的とされているんです。
寝室で加湿器を使うと朝起きた時に結露がひどい
寝る時に、寝室で加湿器を使います。加湿器を使う目的は、ウイルスの活動を抑えるためだったり、のどの乾燥を抑えるためです。
そして、朝起きてみると、のどの調子は、まあまあ良いです。
でも、カーテンを開けると、窓の結露がすごいんです。サッシの下のレールには、水たまりが出来ています。
そして、お部屋の中をよく見てみると、壁も濡れているんです。壁にも結露なんです。
換気したいのですが、寒いので、窓を開けられません。
なので、閉め切ったまま、外出します。そして、夕方に帰宅しても、まだ窓や壁の結露はとれていません。
加湿しすぎはカビの原因になる
窓ガラスや壁の結露は、放っておくと、カビが発生します。
室内のゴミやほこりが、結露の水分と混ざり合って、カビを発生させるんです。
カビは、窓ガラスやサッシにも出来るし、壁にも出来るんです。
窓ガラスや、壁に結露が出来るということは、加湿しすぎが原因の場合があります。
しかも、気温が下がると、湿度は上がります。
なので、夜は気温がさがるので、湿度は上がるんです。
夜寝ている時は、加湿器は止めて寝るのが良いかもしれません。
壁にカビが生えると掃除が困難
窓ガラスの結露は、雑巾などで簡単に拭くことが出来ます。
万が一、窓ガラスにカビが出来てしまっても、除去するのは簡単ですよね。
でも、壁にカビが生えてしまうと、取り除くことは簡単ではありません。
薬品で簡単に落ちる場合もありますが、ほとんどの場合は、壁に生えたカビはキレイにはなりません。
その場合は、業者に頼んで、お部屋のクリーニングをしてもらいます。
壁の結露対策は「壁断熱」しかない
というわけで、壁の結露対策をするのですが、方法は一つしかありません。
そう、「壁断熱」です。
壁断熱することで、カビの原因となる結露を防ぐんです。
結露は、室内と室外の気温差が原因で発生します。
室外の空気を室内に入れない、そして、室内の空気を室外に逃がさないようにするのが、壁断熱なんです。
もちろん、リフォーム業者に頼むことも可能ですが、最近では、自分で簡単にDIYすることが出来るようになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冬は、乾燥の季節です。風邪ウイルスが活発化しないように、加湿器は必要です。
ただし、加湿器は使い過ぎや使い方を間違えると、窓ガラスや壁の結露の原因となります。
結露は、カビを発生させるので、体の健康にも影響を及ぼしますので、加湿器が逆効果になってしまうんです。
壁断熱をして、壁結露を防ぎながら、正しく加湿器を使いたいですね。